Xcode4.2を使っての、Hello World

目標

ButtonとLabelを配置して、Buttonを押したら、LableにHello World!と表示する

作成開始


Xcodeを起動、New Project -> Single View Applicationを選択

Product Nameに今回はHelloWorldと名付けます(適当です)、Company Identifierも適当に入れて下さい。そして保存先を選んでProjectを作成します

Buttonなどの配置


MainStoryboard.storyboardを選択し、ボタンなどを配置します。


右下の所で 立方体の小さいボタン(Show the Object libraryとツールチップがでます) を押し、LabelとRound Rect Buttonをドラッグして下さい。そしてそれぞれを選択してからダブルクリックすると、テキストが変えられるので、適当に変更して下さい。今回は押してねなどと変更しました。

画面が狭くなるのでNavigator Windowを隠します

Buttonなどとプログラムとの接続

Assistant Editorを表示させます。そして左側の画面のLabelをコントロールキーを押しながら隣りのWindowまでドラッグ。@endの上の行あたりで離します。すると小さいWindowが開きます。ここではLabel自身の名前を付け、プログラムからアクセスするために関連付けを行なっています。

ここではmessageLabelという長い名前を付けてみました。そしてconnectボタンを押します。

@property (weak, nonatomic) IBOutlet UILabel *messageLabel;

なんてのが追加されます。

次にButtonの処理です。同じくButtonをコントロールキーを押しながら、@endまでドラッグ。名前はpushButtonと付けてみました。

今回は名前だけでなく、一番上のConnectionの所をOutletからActionに変更します。
Buttonを押したら何々するという動作を登録したいためです。そしてconnectボタンを押すと

- (IBAction)pushButton:(id)sender;

というのが追加されます。

Buttonを押したときの処理を書く

Navigator Windowを表示させます。ViewController.mをクリックし、ボタンを押した時の動作を編集します。

- (IBAction)pushButton:(id)sender {

}

というものが最後にありますので、ここの真ん中に

- (IBAction)pushButton:(id)sender {
    [messageLabel setText:@"Hello World!"];
}

一行追加して下さい。ボタンが押されたらこの内容が実行されます。ラベルのテキストにHello World!を設定せよという内容です。

実行

あとは左上のRunボタンを押すとiOSシミュレーターが立ちあがり、ここでボタンを押すと

Hello World!が表示されました。めでたしめでたし。